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2006年05月22日

ミュージカルオーディション

アーバンフォレストとの共演で、
「役者からもらう刺激って、曲作りのためにプラスになるなあ」
って事を学んだので、また刺激を受けに行って来た。

ミュージカルオーディション。

ぬはははは。
オーディションなんて初めてじゃ。

ま、『アメに唄えば』もミュージカルには間違いないから、
もうすでに俺はミュージカル経験者。問題なし。

おー、何だ何だ。みんな集まって踊り出したぞ。
おお。ダンスだ。ダンスのテストだ。
わはははは。振り付けってセリフ以上に覚えられん。
どへーー。酸素を、酸素をくれー!

やっと終わった。
お?次は何だ?唄?
おーそれならまかせとけ。

「15番、金谷ヒデユキです。
『金谷ヒデユキ&邪道アコースティックファクトリー』の
『そして僕は歯を磨いている』を唄います」

届け!俺の唄!

えーい、面倒くせー、自己紹介も唄だ!
セリフのテスト?それも唄ってしまえー!

初オーディション完全燃焼。
楽しかったー。

またオーディション受けてぇなあー。

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2006年05月20日

お芝居×音楽

穴吹一郎&UFO×金谷ヒデユキ&JAF『アメに唄えば♪』本番。
音楽と芝居のセッションLIVE。

普通、芝居の中に音楽が入る場合、
台本に合わせて曲を書くもんだけど、今回は真逆。

曲が先にあって、後から曲に合わせてストーリー。
前々から「音楽が芝居のBGMになるのは納得いかん!」
てな事を言ってた俺を尊重してくれた台本だ。

んで、その台本に出て来る架空の曲を、
今度は俺が書き下ろし。

その曲は芝居の中では唄わずに、LIVEで披露。
これまた真逆。

曲があって芝居が生まれ、芝居があってまた曲が生まれる。

【劇中歌】
M-1 カンチガイ
M-2 スキだらけの太陽が僕を目覚めさせるんだ
M-3 メビウスの輪〜ひねくれたループ〜
M-4 アメとムチ
M-5 カッコイイ俺

【LIVE】
M-1 メンバー紹介
M-2 赤ペン先生に恋したっていいじゃない
M-3 たそがれて銀座
M-4 夜空にメリークリスマス
M-5 Sing'in in The Rain

生まれて初めて芝居の中にも参加して、
役者の人達が持ってるパワーに刺激をもらった。
芝居に関する取り組み方って、みんなそれぞれ違うんだな。

演技と演奏。
『演』って字は、元々『水が染み込む』って意味らしい。
雨が染み込むように、お客さんの心に染み込む音楽を、演劇を、
僕らはただ唄うだけさ。Sing'in in The Rain。

LIVE終わって外に出たら雨。
えーっ?さっきまで真夏の如き青空だったのに。
凄ぇ演出。空まで芝居に参加してるようだ。

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2006年05月17日

ついに唄のお兄さんデビュー

アニメ『キャラ丸くん』の主題歌を作ったのがきっかけで、
本日、生まれて初めての幼稚園LIVE。唄のお兄さんデビュー。

オモロかったー。
コドモパワー凄ぇ。

「どーですかー。俺カッコイイですかー」
テンション上げて問いかければ、
「カッコ悪ーい!」の大合唱。

「いやいやいや俺はカッコイイぜー」
「カッコ悪いよー、全然カッコ良くないー」
ガキどもさらにヒートアップ。

そのくせ唄い出せば、手拍子。ニコニコ笑顔。

「どーだ!」
「カッコ悪いカッコ悪いカッコ悪いカッコ悪ーい」
「まだまだ分かってねーな。ホントのカッコ良さを」

おおおおお。ロックフェスの如し。

ぬははははは。こーゆー大人もいる事を
思い知れー。

LIVE後、女の子がよって来て恥ずかしそうに、
「カッコ良かったよ」
おお、幼稚園児に告られた。

その後も、ガキどもに囲まれ、
「カッコ悪ーい」のアメアラレ。

「何でヒゲ生えてんのー」
「大人だからなー」
大人のカッコ良さを語りつつ幼稚園を後に。

「おじさーん、また来てねー!」

ははは、また会いたいか。カッコ悪い俺に。

カッコイイって事とカッコ悪いって事は、
どっちもそんなに変わんねーのかもなー。

また行きてー、幼稚園。

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2006年05月16日

虚構と現実

連日、役者の人達のセリフを浴びてたら、気持ち悪くなって来た。
投げかけられたセリフで、俺の感情右往左往。

「あれ?さっきまであんな優しい事言ってたのに、
何かよそよそしいな?」

あー、さっきのは芝居中のセリフで、
今、喋ってんのは現実か。

あれ?逆かな?
だんだん芝居と現実の区別がつかなくなって来たよ。
恐ぇーよぉおお。

俺は誰だ?今、何してる?

あー、そっか今日はJAFリハだ。
明日の幼稚園LIVE、『唄のお兄さんデビュー』に向けてのリハだ。

3人で、キャラ丸くんのテーマソング、
『あしなみマーチ〜足並み乱れて歩いてゆこう』と、
『アンパンマンのテーマ』をJAFアレンジ。
20日にやる新曲もアレンジ。

「そこ、もっとこーやろー」
「そこは、こんな感じ」

おー、そーだったそーだった。
俺はミュージシャンだった。

自分を取り戻す。

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2006年05月13日

5/20は『アメに唄えば♪』

アーバンフォレストとの
『音楽×お芝居』LIVE→『アメに唄えば♪』リハ。

昨日作った2曲を早速披露したら、みんな喜んでくれたよ。
むはははは、セリフは覚えられずとも、
一晩で2曲作って唄う事は出来るのじゃ!
俺って凄ぇ!
あー、しかも歌詞見ないで唄ってるじゃん。
歌詞なら覚えられるのかー。

自信を取り戻したトコで、リハ再開。

面白れー。
昨日よりさらにオモロ。
なんなんだコイツら。

しかも台本何度も読んでみたら、
ド素人の俺がやりやすい様にやりやすい様に書いてある。
「穴吹一郎!アンタ凄ぇよ!」
思わず本人目の前にして叫ぶ。

今さらながら、コレ絶対見た方がイイよ。
見て!じゃなく、
見ないと損する。

芝居とかLIVEって、
『出演者の誰かを見に行く』事がほとんどだと思うけど、
今回に関しては、アーバンフォレストの役者を1人も知らなくても、
JAFって何?って人でも、俺の事さえ全く興味なくても面白い。
何の予備知識もなくフラッと入って来た
お客さんでも、楽しめてしまうであろう。

凄ぇぜ!穴吹一郎!
凄ぇぜ!アーバンフォレスト!

やっぱイイものは、ジャンジャン世に出るべきだよ。

5/20(土)富士見ヶ丘近辺を歩いてたら、
フラッと入ってみるのもイイかも。

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2006年05月12日

動き出す物語

5/20にやるアーバンフォレストとの『芝居×音楽』LIVEリハ。
うひゃー、ここんとこ偉そうに芝居と音楽の違いやら
共通点やらを語ったりしてたが、致命的な事に気付いたよ。

俺、人の書いたセリフ全然覚えらんねー。
今まで自分で曲書いて自分で唄うって事しかやってなかったもんで、
他の人が書いた言葉がビタ一行たりとも覚えられん。

おおおおおおおお、さっきまでダラダラしてた
アーバンフォレスト・メンバーが、台本渡された途端、
ものの10分でセリフ入れて動き出したよ。
あたかも自分の口から出た言葉の如く。

何もなかった空間に、物語が動き出した。
何だ?コイツら?

これが役者かー。
ちょっと感動。

どーしよ、俺?
などと思いながら見てたら、新曲が出来た。
むはははははは。
これだけでも、一緒にやった甲斐があるというものじゃ。
俺はセリフ覚える代わりに曲を書くのじゃ。唄うのじゃ。
これでイイのだ?イイのか?

ま、明日みんなに聞いてもらお。

…って書いてるうちにまた新曲1曲出来ちゃったよ。やべぇええええ。
1行もセリフ覚えてねーのに。

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2006年05月09日

勝平・金谷のディナーショー

インターネットラジオ『音泉』にて
山口勝平さんとの番組『勝平・金谷のディナーショー』が始まりましたよ。
毎月第2第4月曜日に更新。

あれよあれよの新展開。

勝平さんと俺、全然違うトコ歩いて来たんだけど、
何か『当たり前』だと思う事のレベルが近い気がする。

話がスッと通じる感じ。

今後、この番組からいろんなモンが生まれてく予感ヒシヒシ。
御期待下されー。
次の収録が待ち遠しいぜー。

いろんな事決まったけど、まずは「これからはお互い敬語使ったら罰金」
って事になったんで、呼び方考えねーと。なんて呼ぼ?

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2006年05月06日

ディナーショー

山口勝平ディナーショウ、無事終了ー。
一時はどーなるかとも思ったけど、終わってみれば大成功。

自分以外のボーカルでLIVEって初めて。
『浮気JAF』こと野島健太郎が常々、
「ボーカルがカッコよく見えないと、自分もカッコよく見えない」
ってな事を言ってるんで、
『勝平さんがいかにカッコよく見えるか』って事だけを
ずーっと考えてた。

カッコよく見えなかったら、全部俺の責任だ。
自分が唄う時以上に練習したよー、今回。

唄が生きるコーラス、唄が生きるギター。

「おっ、勝平さん、だんだん緊張が解けてノッて来たな」
「大丈夫、大丈夫」
演奏しながら、気持ちが伝わって来た。

ああ、いつもJAFメンバー2人は、こんな気持ちなのかー。
ハラハラさせてゴメン。
メンバーの気持ちを改めて知る、貴重な体験だ。

終わった後の、お客さんの笑顔。
「勝平さんカッコよかったー」って声が聞こえて来る。
むふふふふふ。

また、ひとつ、JAFとして成長。
皆様、ホントありがとうございましたっ!

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2006年05月04日

裸の大将

33年の歴史に幕を閉じるライブハウス、荻窪グッドマン。
学校の先生をやりながら、この店で15年唄い続けて来た桜井明弘さんに
「一度でいいからここで金谷さんに唄ってもらいたい」と誘われての初出演。

最近、あえて昭和をイメージさせる店作りの、
いわゆる『レトロ』な居酒屋なんかもあったりするが、
こっちは本物。リアルなボロボロ。
33年分の歴史とホコリの積み重ねだ。

長〜い歴史の一番最後に、俺のホコリも積み重ね。
こってりと撒き散らかさせて頂きました。
歴代の出演者の方々とセッションするが如く。

終演後、お店のマスターと話をしてたら、
『浮気JAF』こと野島健太郎が、遥か昔、
この店でバイトしてた事が発覚。

そーか、あのピアノ弾いてたのか。
時間差セッションだな。

打ち上げでは、ピンク映画の巨匠・池島監督に、
映画の現場の魅力を教えられ、
教師2人による教育現場の話も聞く。

やっぱ、プロの現場には共通した何かがあるなぁ。

「唄ってる姿、カッコ良かったよー、映像出る気ないの?」
池島監督にやたら誉めて頂き、嬉し嬉し。

唄のお兄さんデビューに続き、
次は裸のお兄さんデビューか?

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2006年05月03日

イギリスVS日本

吉祥寺でストリートLIVEやってた頃の路上仲間
『猿川あつし』から国際メール。

イギリスに音楽留学してから5年、
今年の夏には卒業して日本に帰ってくるらしい。

卒論の課題のひとつに、
『日本人ミュージシャンへのインタビュー』ってのがあって、
御指名されちゃったよ。光栄なり。

彼が今後、日本で活動する上での参考にしたいって事なんで、
かなり答えづらい質問も多いけど、
この際だから洗いざらい赤裸々にブチまけようではないか。

音楽活動を続ける上でぶつかる様々な問題。
今、俺自身が抱えてる状況。

質問に答える事で、
気付かなかったモノが、また新たに見えてくるかも知れない。

それにしても、あれから5年。
俺はいったい何やってたんだ、と問われれば、
いろんな事をやってたぜ、と答えるしかない。

ひとつだけ言えるのは、5年前より今の俺の方が
確実にカッコイイって事だけだ。

イギリスで学んで来た彼と、
日本で学んだ俺と、どっちが成長してるか対決してやる。
夏が楽しみ。

明日のLIVEは路上やってた頃を思い出しつつやってみよう。
久々2人JAF、えのっちと。

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2006年05月02日

両思い

町田プレイハウスのLIVEが終わって、気が付きゃ5月。
ゴールデンウィーク突入でございますよ。

うわわわ。5月はLIVEだらけだ。

◆5/4は閉店する荻窪グッドマン、2人JAFで。
◇5/6は山口勝平デイナーショウ。
◆5/17は保育園で唄のお兄さんデビュー
◇5/20はアーバンフォレストとの演劇×音楽

ライブ〜リハ〜ライブ〜リハ〜焼酎、
ライブ〜リハ〜ライブ〜リハ〜魚の
毎日じゃ。まさにゴールデンな日々よ。

しかし、プレイハウスのLIVE良かったなぁー。
やっぱ自分らの演奏はもちろん、
イベント全体が盛り上がらないと楽しくないもんな。

共演した『こんこんちき』にも、
「ウチら主催のイベントやったら出てくれますか?」って
誘われたし。

不思議と「一緒にやりてーな」と思うバンドがいると、
逆に向こうから声かけてくれる。
「この人凄ぇ」と思ってると、
向こうも俺の事認めてくれてたりする。

常に両思い。

こっち側が素直な目で、耳で、
「イイもんはイイ」って強く思ってると、
向こうも素直に認めてくれるみたいだ。

人気あるとかないとか、
キャリアあるとかないとか、
有名人とかそーじゃないとか、
なーんも関係なく「イイもんはイイ!」。

曇りなく見てると、曇りなく見てくれるよ。

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