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2005年11月22日

苦肉の策も肉のうち

ウォーターオリオン、新スタジオお披露目パーティー。
バーカウンターのある多目的スペース、
音響機材も入ってLIVE使用も出来るようになったんで、
ウォーターオリオン音楽部門として、JAFのお披露目LIVE。

仕事関係の皆様をお招きし、
乾杯の挨拶も終わってザワザワ御歓談始まったところでの
LIVE開始。

一度静かにしてもらってから始めようかとも
思ったが、ここはいっちょ音楽の力を試してみようと、
ザワザワのままLIVE突入。

ギター、ジャラーン。
まだまだ皆んな話に花を咲かせてるぜ。
唄う俺。バイオリン小澤が絡む。
えのっちがリズムを刻む。

おおおお、徐々に視線がこちらに。
自然と手拍子が。食い付いて来てるのを肌で感じる。
うわっ、凄ぇ拍手。何だこの音圧。

バラード入ったら空気変わる。
音の1コ1コが染み渡る。

最後の1音消えると同時にまた拍手の圧力。
うひゃー。今、俺たちお披露目してるー。
『邪道アコースティック』っていうモノを
体験した事ない人たちに、初めて味わってもらってるー。

どう?どう?俺たち。イイっしょ。イイっしょ。この音。

御招待したアーバンフォレストのメンバーにも
楽しんでもらえたみたいで良かった。
飛志津ゆかりさんに「泣いちゃったー」って
可愛く言われたよ。

こないだの晴庵よりまたさらに進化した感じ。

『龍が如く』主演の黒田さんにもお誉めの言葉を頂き、
さらには声の仕事やる上でのアドバイスも頂く。
「いやー、金谷さんならすぐ行っちゃいますよ」
との御墨付き。

ふふふ。別の仕事やる事によって、
音楽的にも進化し、世界も広がり、新たな出会いも増える。
LIVEで音を出す時間が物凄く大切に感じられる。

ひと粒で何度もオイシイ思い。
苦肉の策で始めてみたけど、料理の仕方次第で
苦肉ってこんなに美味いもんになるんだなぁ。

喰いまくるぜ!苦肉!
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2005年11月18日

再会

12/8に発売されるSEGAのゲーム『龍が如く』の
打ち上げで六本木。
このゲームに声の出演で参加したのだ。
渡哲也氏と初共演。

渡さんも俺も初めての声優、同じゲームで声優デビュー。
こりゃ運命としか言いようがないな。うん。
石原軍団入り間近。何刑事って呼ばれるか考えとかないと。

てな事考えてたらコアラに再会。
あ、元コアラか。
元アニマル悌団の元コアラ。
あいつも出演してるんだった。

カミさんを紹介される。
おお、綺麗な人だなぁー。
まるで女優さんみたいな美しさ。

打ち上げ終わって、
BOOMER伊勢のいるショーパブへ。
プリンプリンとも久々再会。

お笑いブームって言われてるけど、
もてはやされるのは若手ばっかでオッサン芸人は大変らしい。
自虐的な発言繰り返しながらも、
ショータイム始まりゃ、酔った客相手にキッチリ笑い取る。

うん。舞台を忘れなきゃ大丈夫。
どんなステージだろーが、
そこに立つって事を守りつづけられりゃ大丈夫。

「俺らマジメにビンボーしてますよ」
ってコトバが印象的だったよ。

次のステージも見たかったけど
終電の時間なんで店を後にする。
エレベーターに向かう長い廊下。
途中で振り返ったらずーっと店のドアの前で見送ってくれてた。
お前ら俺の彼女か!

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2005年11月17日

JAF再出発

吉祥寺晴庵ラストLIVE。
今年の1月から隔月でやってきた晴庵でのLIVE、
今回でファイナル。

初めてLIVEやった時は、焼酎の事全く知らなかった俺。
今ではこの店に置いてある焼酎ほとんど味わい尽くしている。
1年でずいぶん成長したものだ。しみじみ。

飲んでる席でのLIVEなので、
騒ぎ出すお客さんにイラついたり、
唄に入り込み過ぎて魂抜けたり、
大事な事に気付いたり、
忘れそうになったり。
この店の中で色んな事を学んだのだ。

メンバー間でも色々あったので、
JAF再出発のつもりで、1曲1曲を噛み締めるように。

今回、初めて聴いてくれた人達からも
好評だった。
初めて聴いても歌詞が伝わる演奏を
改めて意識してたんで、やけに嬉し。

〜1部〜

M-1 バイオリンのための練習曲〜イ長調
M-2 夏草
M-3 アメとムチ
M-4 猫のいた部屋
M-5 ただ丸い月が
M-6 メビウスの輪

〜2部〜

M-1 闇雲
M-2 マホロバケイション
M-3 夜を行こうぜ
M-4 そして僕は歯を磨いている
M-5 カッコイイ俺

〜アンコール〜

M-1 愛のピンポンダッシュ
M-2 気高き枝に
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2005年11月16日

明日は晴庵ラストLIVE

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2005年11月12日

初舞台

古い友達、水野拓児から誘われたんで、また芝居。
何か最近の俺、演劇漬け。
道が渋滞してて開演時間に間に合わず、途中から見たのだが、
これがオモロかった。

街中で人混み見つけて、何だ何だ?って首突っ込んでる感覚。
会場入ったら知らない人が舞台で叫んでる。

普通なら「何スか?何があったんスか?」
って最初から見てる人に聞けるんだけど、
どーも芝居っつーのはルールがあるみたいなんで、
そこはガマン。自分で考える。

んー、俺が来る前何があったんだろ?
舞台上と客席、交互に見ながら想像。

「何かアイツ、ランドセル背負ってるけど
どーみても小学生には見えねーなあ、変態?」
「いや変態って決めつけるのはどーだろ?
言ってる事は理路セーゼンとしてるし、説得力もある」
「だから逆に小学生には見えねーんじゃん」

「・・・また元に戻っちゃってるなあ」
「うん、やっぱアイツは小学生じゃない。まず結論ひとつ確定」
「そーか、小学生じゃないヤツが小学生のフリをしてるんだな」

「何の為に?」
「演技だよ演技。小学生じゃないヤツが
小学生を演じる事によって生まれる違和感。
それに引き寄せられてこんなに人込みが出来てるんじゃねーの」
「あっ、これもしかして『お芝居』?」

何だヤラセかー。
周りの人に「あれ、ニセモノの小学生ですよー」と
教えてやろうと思ったけど、
それは芝居のルールに反するらしいのでガマン。

でも、このガマンが楽しかった。
「アイツ絶対裏があるぜー」って教えてあげたかったけど、
ガマンしてたら後からみんな気付いてくれた。
この人面白いよーって俺が言わなくても
徐々に気付いてくれた。

客席にも面白い人がいたのに、
それは気付いてくれてなかった。残念。

そーか客席を含めて全体を見ればオモロいのか。

今まで演劇っちゅーものに全然縁がなく、
何が人々をこんなに夢中にさせるのか全く分かんなかったけど、
やっと演劇の面白さに目覚めたぜ。

んー、イイ芝居見たー。
演劇って面白れー。
と思いつつ帰りに沖縄料理屋に寄ったら、また演劇。
カウンターと小さなテーブル2つだけの狭い店。
お客は俺含めて4人。
4人座っただけでカウンターいっぱいだ。

常連さん同士が微妙な空気で話してる。
おっ、この2人はどーゆー関係なんだろ?
いろいろ想像。
途中入場感再び。

友達ってほど仲良くもないし、
でも全然嫌いじゃないんだよ。
ま、そんな事あらたまって口に出しては言わないけどさぁ。
お互い分かってるよな!
ってな空気。

それを泡盛飲みつつ見てる俺。
まさに上演途中から客席入る感じ。
ほほー。この芝居もオモロそー。

あっ、2人の間に沈黙が。
イイねー。
微妙に会話が途切れる感じ。リアルー。

「ところでそちらは?」
あれ?俺に聞いてんの?客席の俺に?
突然の出演依頼?

ああー、俺芝居なんかやったことねーよー。
どーしよ。どぉおおーしよ。
急に舞台に引っ張り上げられちゃった。
でも、何か言わなくちゃ。本番だ。3、2、1、 キュー。

「え?ああ、今日初めてこの店入ったんですけど、
前々からずっとここ、気にはなってたんですよ」

無難!説明ゼリフ!

途切れがちな会話を適度に盛り上げ。
深くは素性を明かさず、逆に詮索せず。
相手を怒らせない程度のツッ込みを入れ。
良きトコロで「じゃ、また来ます」と退場。

常連が集まる飲み屋にフラッと立ち寄った
一見の客役を見事にこなす。

初舞台終了。
芝居って面白れーじゃん。

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2005年11月11日

奥深し演劇界

葛飾FM『葛飾に魂を売った男』。

『ニュースプラス2』コーナーで乳首整形ブーム話。
カッコイイ乳首ってどんな乳首だ?
アーバンフォレストコーナーは
『穴吹一郎』『飛志津ゆかり』『魚健』トリオ。

魚健さんの喋り独特でオモロし。
縁側の匂いプンプン。
おじいちゃん家に来たがごとし。

こないだ『劇団UMA』を見に行って、
すっかり演劇通になったと思ってたのに、
客席での俺の態度は間違ってたらしい。怒られた。

うーん。芝居の上演中は舞台上でいかに楽しげな
ダンスが行われようとも
客席では踊っちゃイカンのか。

奥が深いぜ芝居の世界。

でも舞台上で巻き起こったケンカを
止めなかったのは誉められた。
俺、一歩成長。

でも、「どーせ誰かケンカを止める役のヤツが止めるんだろ」って、
傍観者に徹して冷めた見方するのが
芝居のプロって考えも納得いかん。

役者とか客席とか関係なく、
もめ事が起ったら止めたくなるのが人情ってもんだろ。

やっぱ芝居はいろいろ決まりがあって大変だな。
俺には馴染めん。
ガマンせずに踊りたい時は踊った方が身体にイイ。

そんな方々は11/17(木)の吉祥寺・晴庵LIVEへ。
音楽はイイぜー!

訳あって、今回で晴庵ラストLIVE。
12月のアムリタ食堂もやらない予定なんで、
『チャージ無料・吉祥寺フェチLIVE』そのものが今年ファイナル。
思う存分おどっちゃって下され。俺も暴れちゃう。

暴れ方がヒドすぎたらいつでも止めに入ってくれ。遠慮せず。
感じたままをそのままに。
メンバーだろうが客席だろうが関係ねー。
それがLIVE。それが音楽。

12/15(木)『3すくみVOL.2〜クリスマすくみ』のチラシも完成。
年末に向けミュージシャン復活だー。

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2005年11月10日

犯人はジャイアン?

どーやら映画なんぞも見といた方が良さそうなんで、
ビデオ借りて来た。
『砂の器』と『ドラえもん〜のび太の恐竜』。

おおー、丹波哲郎若ぇー。
森田健作も若ぇー。
スネ夫も若ぇー。
しずかちゃん顔違うー。
のび太がしっかりしてるー。
あっ、丹古母鬼馬二だ。顔いっしょ。
ドラえもんも顔いっしょ。

ふむふむ勉強になった。
演技って距離感とリアクションだな。
ま、頭で分かってもしょーがねーけど。

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2005年11月08日

プロの現場

事務所のメンバーと共に某ゲームの音声収録。
最初っから最後まで、いろんな人がいろんな声で収録してんの
見てたら、大分わかって来た。

何がOKで、何がNGなのか。
何を求められてるのか。

一日で大収穫。
やっぱプロの現場はイイな。

一服しようと喫煙所に向かおうとしたら、
12/15『クリスマすくみ』LIVEを一緒にやる『H.』メンバーと、
廊下でバッタリ。
なんたる偶然。音楽モードに戻りつつ、気合い入れる。

収録後、ウォーターオリオン・メンバー森くんの誕生日を祝う。
なんか事務所内が輝き出して来たなあ。
立場が人を成長させるってのは本当だ。
それぞれが自分の役割、求められている事を把握しつつ動いてる。

ふふふ、そろそろ俺も暴れさせてもらおーかな。

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2005年11月07日

恥さらしまんでー

事務所のレッスンに参加。
20代の人達に混ざって7才の老骨にムチ打つ俺。
なーんも出来ねー。
こっ恥ずかしい事この上なし。

でもやるんだよ。

みんな帰った後、ひとりリハ。
やったー、やっと音楽出来る。
色々やんなきゃならん事が増えたんで、
音楽やれんのは貴重な時間。御馳走だ。

美味いよ美味いよー。ムシャムシャシャ。
お?お?おぉっ!
何かイイぞ。
うはははー。何だコレ?

音楽だけやってた時は見えなかったモンが見えて来たよ。
声出るぅー。
そっかそっか。もっと早く気付きゃ良かった。
これだこれだ。これでイイのだ。

他の事もちゃんとやるべきなのだ。
イヤがらずにヤれば、音楽的にもムダにはならんのだ。

大事なのは切り替えだ。
怒りと悲しみ、気持ちの切り替え。
ステージ上と下の切り替え。
音楽と他の事との切り替え。
ビールから焼酎への切り替え。

『なあなあ』と『キッチリ』、
『甘え』と『ケジメ』の切り替え。

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2005年11月06日

大塚美容外科ぁー

ラジオにゲスト出演した『劇団UMA』の公演を見に
大塚ジェルスホールへ。
大塚と言えば『大塚美容外科』。
おお、あれかー。緑の看板、白い文字。

勝手に芝居なんか見に行くと、
美川憲一に「何見てんのよー」と怒られるんじゃ無いかと
ドキドキしてたが、幸い美川憲一は現れず、
アーバンフォレストのメンバーが一杯いた。ひと安心。

昔は演劇なんて全然見た事なかったけど、
最近はもー慣れたもんだぜ。
どーやって見りゃイイのか分かって来た。

音楽鳴ってる時だけは踊ってイイんだよね。
んで、ケンカは止めちゃいけない。
舞台上で困ってる人がいても助けちゃダメ。ほっとく。

おお、俺、演劇通。

今回も悲しい人が出て来たんで、
慰めてやろうかと思ったけど必死でガマン。

最後にトム・ウェイツが唄い出したんで、
おお、凄ぇ、トム・ウェイツも所属してんのかー
と思ったら違ったよ。

『劇団UMA』の人達は『まめや別館』の
新人さん達らしいけど、
初々しさなら俺も負けねーぜ。
今、俺もスタートなのさ。

雨の中、吉祥寺に戻ってチラシ配り。
街中をチラシで一杯にしてやる。

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2005年11月05日

あの後頭部の向こうへ

横浜地下街公開ラジオ&新宿駅前LIVE。
多くのファンに囲まれる2つのイベントを最後尾で眺めながら、
いろんな事を考えた。

一日のうちにこんだけ多くの人々の後頭部を見たのは初めて。
人の集まり、集団を見るとどーしてもひと固まりで
とらえてしまいがちだが、ひとりひとりそれぞれ後頭部は違うのだ。

つむじの位置も違えば、髪の生えかたも違う。
それぞれの後頭部がそれぞれに動き、それぞれに揺れる。

そこから目をそむける事なく、
自分の今いる位置を知る。

今、俺はみんなの後頭部を見ている。
それは遥か後方にいるって事だ。

前に進みたいのか?

それは人に後頭部を見せるって事だ。
つむじを。生え際を。頭の形を。

カッコつける事なく。
テレる事なく。
逃げる事なく。

「見事な後頭部だなー」と感心されるかも知れない。
「何だ、あの薄ら寒い後頭部は」と
バカにされるかも知れない。

でも、後頭部を隠す事は出来ないのだ。

誰もが誰かの後頭部を見つめ。
誰もが誰かに後頭部を見られている。

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2005年11月04日

図々しい奴

昼からプール。
プールには実に様々な人たちがいる。

コーチに正しい泳ぎ方の教えを乞う人。
メチャクチャなフォームで水しぶきまき散らし泳ぐ人。
ゆったり延び延び泳いでいるのにスピードのある人。
周りが見えずにぶつかってばかりの人。

色んな人たちが泳いでいる。

夜は葛飾FM『葛飾に魂を売った男』。
よくよく考えてみりゃ、見習うべき人たちはそばにいた。

一度も番組に読んだ事もないのに
毎回毎回葛飾に押し掛け、
いつのまにやらレギュラー出演、アーバンフォレスト

なんたる図々しさ!
しかし、この図々しさこそ見習うべきなのだ。
結果的にお互いの刺激となり、様々なコラボレイションが
生まれ、番組も面白くなる。
みんなが幸せになる図々しさ。

見習うべし。

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2005年11月03日

大仁田イズム

宣言通り『テリー伊藤のってけラジオ』横浜地下街
公開生放送に乗り込む。
詳細は明日の葛飾FMにて。

その後新宿駅前に移動。
12/15表参道FABで一緒にライブをやるSEGAのバンド
『スーパーラバーズwithラブラビッツ』のイベントへ。
同じく詳細は葛飾にて。

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2005年11月02日

俺の空再び

ニッポン放送『テリー伊藤のってけラジオ』、
『エンタメ調査隊』コーナーに出演。

台本上は『替え唄で登場』ってなってたのだが、
この7年の思いをムダにしちゃイカン。それは出来ん。
とは言え、こちとら新人ミュージシャン。
「出来ない」ってコトバは口がさけても禁句。
「じゃ、こんなんどーっすか?」と逆提案。
「イイですねぇ」OKもらって本番へ。

生で『そして僕は歯を磨いている』唄わせてもらう。
届いたかなあ。

打ち合わせで、レポーターの井内志保さんに
全国路上ライブやった時の事を聞かれ、色々思い出す。

「私、徳島出身なんですけど、徳島はどーでした?」
「玉砕でしたよ」

あー、徳島じゃ誰ひとり聞いてくんなかったなぁ。
唄えど唄えど路傍の石。

「そーなんですよ、徳島は恥ずかしがり屋が多くて、
どのミュージシャンが行っても『ノリが悪い』って言われるみたいです」
「そっかー。阿波踊りで有名だから、路上で唄ってりゃ
みんな踊り出すんじゃないかとタカくくってたんスけどねぇ」
「ああ、一年に一度、阿波踊りの時だけハジけるんです。
それ以外は地味に地味に。おとなしく」

何かどんどん思い出して来た。
何のあてもなく道ばたに座り込んで唄ってた俺。
車にギター積んでひとりで全国路上ライブ。
FM局に押し掛けて勝手に出演交渉。
CDショップにチラシ置かせてもらって宣伝。

断られても無視されても、
バカにされても蔑まれても。

くぅー、よし決めた!
明日の公開放送乗り込んでやる!

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2005年11月01日

何じゃそりゃそりゃ訳分からーん!プルピッポ

目標に達成しなかったんで状況変える作業に突入。
今まで他人まかせにしてた事、
拒否してた部分、足を踏み入れなかった現場、
あえて突入。苦肉の策。

ま、『苦肉』つっても肉は肉。
「喰ってみたら意外に美味っ」てな事もあるし、
調理の仕方によっちゃ御馳走にもなるかも知れん。
早いトコ調理の腕を上げねーと。
いつまでも『ド素人』で逃げてるワケにゃいかん。

状況変える事に決めたら、
不思議とオモロい話が舞い込んで来た。
ふふふ。懐かし。

「パンパンパパパン!パンパパパン!
何じゃそりゃそりゃ訳わからーん!プルピッポ」

こんな事書いても、それこそ訳分からんだろうが、
なんか嬉しかったんで出演OKしたよ。
12月が楽しみじゃ。

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