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2005年01月30日

吉祥寺『晴庵』LIVE誕生

吉祥寺『晴庵』初LIVE。
今年初3人JAF。初吉祥寺LIVE。
初物づくし、新曲のバースデイソングも唄うんで、
今日のテーマは誕生だ。

産声上げてヨチヨチ歩き。
お店の空気を全身で感じながら。
うわーっ、これが生まれるって事かー。
リズムが生まれて、音が生まれて、
笑いも生まれる。

他の店とは違う空気にとまどいも生まれて、
それを助けるようにアドリブも生まれる。

LIVE後、いろんなアイデアも生まれた。
吉祥寺『晴庵』。
今までにない形のLIVEがやれそう。
新たに生まれたこの場所、空間そのものを
大きく育てて行こう。子育てだ。
お楽しみに!
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2005年01月29日

誕生日気分

吉祥寺『晴庵』LIVE最終リハ。

久々やる曲、アレンジ変えた曲の細かいキメをチェック。
後はお店の雰囲気とお客さんの空気が上手く
交じり合えば曲の完成だ。

以前ちょこっとやったバースデイソングが
やっとまとまった。
明日誕生日の人がいるとイイな。
もし誕生日じゃない人が聞いても
誕生日気分になったとしたらこの曲成功。
少なくとも俺自身はもうすでに明日が誕生日気分。

いつまでも正月気分じゃいられん。
明日こそは誕生日気分だ。

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2005年01月28日

温泉掘り

葛飾FM『葛飾に魂を売った男』生放送。

自分発信じゃなく、人の話を受けて
広げていく作業ってのもオモロい。
けど、そこにピッタリの言葉がなかなか出て来ない
っちゅー時はやたらもどかしくってしょーがないのだ。

己の全ボキャブラリーの荒野を探し回る。
うーん。この辺にピッタリな言葉が埋まってるハズなんだけど。
よし、ここだ!掘れー!ワンワンワン。

無いぞ無いぞ。間に合わん!時間が無い。
ひとまずこの言葉で繋げ!そしてさらに掘れ!
あっ、出た!出たぞー。
ピッタリな言葉がー。
って時にはもうその言葉使うタイミングじゃなかったりする。
却下。

今日の放送で知ったのだが、
温泉ってのはどこでも掘りゃ出て来るらしい。
ただ、どんくらい掘るかにかかっているのだ。
何か希望の湧いて来る話じゃないか。

どこにでも言葉は埋まってるのだ。
掘る場所間違っててもいつか見つかる。
どんだけ掘り続けるかだ。
時間との戦い。

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2005年01月27日

ノーチャージLIVE

1/30(日)にライブやる『晴庵』下見。
吉祥寺の駅から近い近い。
前によく路上LIVEやってた場所のすぐそばだ。
初心忘れるべからず。

おおー、機材がそろってるぞ。
スピーカーもモニターもマイクもミキサーも。
わわっ、ケーブルいっぱい。ダイレクトボックスも。
電源は?あーここか。

客席に座って見やすい立ち位置考える。
3人横並びは狭いな。縦に並ぶか?
それじゃ顔が見ねーか。
じゃ『座り、中腰、立ち』って順で。

てことはスピーカーこっち持って来て、と。
重っ。せーのっ。はっほっへっほ。
ミキサーにギター繋いで、と。
おー、音出た。マイクは?ふむふむ。

テーブルこっち移動してイイっすか?
あ、はいはい。じゃこの鉢植えはこっちに動かして、と。
うーん、このイス邪魔だな。
じゃ、このつい立てこっちにもって来よう。
うん、このほうが見やすい。

んで、このライトこっちに向けよう。
CDはここに置いて。店の看板『JAF』に変えて。
料理の値段下げちゃえ。メニュー書き替えて、と。
『JAFのCDお買い上げのお客さまは、
日本酒、焼酎浴びるほどに飲み放題』よしよし。
『店長金谷ヒデユキより』、と。

え?あーすいませんすいません、私調子に乗っておりました。
やりすぎっすね。はい。
片付け片付け。元に戻せー。

毎月1回、この『晴庵』と『アムリタ食堂』で
『お客さま還元チャージ無料LIVE』を決行する事になった。
『チャージ無料』ってのは、料金無料って意味と
『無料で皆様の心のバッテリーをチャージいたします』って
意味があるのだ。
どんどん充電しちゃうぜ。
ついでに吉祥寺の街もチャージしちゃえ。

その前に俺も充電。
今日のリハ予定が急きょ変更になったんで、
温泉へ。ふぁー、極楽極楽。
そしてそのままスーパーへ。
今日はアンコウ鍋だ。
エンジン快調ブォンブォンブォン、ブォン、ブッ、ブ、プスプスプス。

何だ?プスプスって?
キーを回す。くわっ、くわわっ、くわわわわわっ。カチャ、カチャ。
エンジンかかんねーっ!

つづく。

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2005年01月24日

葛飾発アメリカ行き

夜散歩。
散歩しながらだと歌詞を思い付きやすい。
靴底を減らすたびに曲が増える。
「捜査は足でするもんだ!」
ベテラン刑事のごとし。

道っ端にパトカー止まってるぞ。
何だろ?あっ、付いて来る。
バタン。ドア開いた。
わっわわわわ。おまわりさん出て来た。3人。
囲まれた〜。何なにナニ?

…続きはラジオで話そう。

『葛飾に魂を売った男』、リスナーの方が
ネットで聞けるよう取りはからって下さいました。
トップページの『葛飾に魂を売った男』の
コーナーからリンクで飛べます。
ホントに葛飾から世界へ繋がったぞ。

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2005年01月21日

行くぜバカライダー

葛飾FM『葛飾に魂を売った男』。
今年に入って3週目。
前の2回は無理矢理テンション上げて乗り切ったんで、
気分的には初葛魂。

けど、ラジオやら新年会やら、テンション上げざるを得ない
場所があって救われた。
やってる間は『睾丸を素手で引きちぎられた男』やら、
『全裸ラグビー』のニュース読んだりしてバカ騒ぎ。
基本的にはバカだからな俺。

いや、人間全般バカだ。バカだからこそ強いのだ。
「泣きながらイイ方を取る形見分け」
なんて有名な川柳もあるくらいだし。
泣いてばかりもいられねーってこった。

同情されてお客さんが楽しめなくなる位なら、
「アイツ何も感じてねーのかよ」って
ひんしゅく買う方がよっぽどまし。

てな訳で今週もバカ放送。
バカに拍車がかかってまいりました。
行くぜバカライダー。

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2005年01月16日

心は裏原

原宿ルイードLIVE。
バイオリン小澤と2人JAF。
告別式当日LIVE。
こんな状況で最後までちゃんとLIVEやれんのかな?

でもお客さんにとってはそんな事知ったこっちゃないのだ。
どんな状況でもイイLIVEしなきゃイカンのだ。
同情されたらおしまいなのだ。

パーカッション・えのっちがいない事を逆手に取って、
リズム重視の曲。『アメとムチ』&『水のリズム』。
ギターでちゃんとリズムを作るチャレンジ。

コッテリからしっとりにシフトチェンジして『闇雲』『ゲノム』。
最後は色んな想い詰め込んで『カッコイイ俺』。決意表明。
MCでは一切触れずにいたのだが、
何だかその想いが届いちゃったみたいだ。

久々見に来た友達に「今日のLIVE最高だった」って
言われちゃったよ。
こんな状況でイイLIVE出来ちゃうなんて、
「ステージを降りる事は許さん!」と神様に命令されてるか、
よっぽど血も涙もない冷血人間かどっちかだろう。
ま、どっちでもイイや。ステージに立ち続ける。
それが俺の運命だ。

でもたぶん1人だったら最後まで唄えなかった。
メンバー、スタッフ、客席のみなさんに感謝。

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2005年01月14日

ネギ

葛飾FM『葛飾に魂を売った男』。
ちょっと迷ったんだけど、どーしてもかけたくなって、
昔の曲『ホーケイの唄』O.A.。
小島くんが在籍してたバンド『SAIL'N SHOSE』に
バックやってもらった曲だ。
聞きながら色んな事思い出した。

『万能ネギ』っていう曲を大昔に作った事がある。

「万能ネギって随分大袈裟な名前だけど、
ホントに万能なのか?何でも出来るのか?」

「安全ピンだから安全!
針の先っぽでグサグサ刺して血だらけになっても安全!
だって安全ピンだもん」って趣旨の曲。どんな趣旨だ。

この曲バンドで演奏した時、俺としては軽い気持ちで
「じゃ、曲に合わせてみんなで万能ネギ振ろうよ」
と言っただけなのだが、
バンドメンバー的には大問題だったらしい。

後で聞いた話、万能ネギをめぐって
バンド内会議が開かれたそうだ。

「俺らのバンドのカラーとしてネギ振るってのは
どうかと思うっタイ」
「やっぱネギはロックじゃなかと」
「俺らのイメージにネギは合わんと思う」
九州弁での熱き議論。

そん時に小島くんが、
「いや金やんは真剣にお笑いやっとるっタイ。
俺らもそれには真剣に答えにゃいかんと」
と、メンバーを説得してくれたのだ。
「そーっちゃねー、なら振るかー、ネギ」
「振るタイ振るタイ」
「力の限り振るっタイ」

その話聞いて、爆笑しながら感動した。
そんな事思い出しながら曲聞いてたら、
この曲でもちゃんと真面目に
「ホーケイホーケイ」のコーラス。思わず顔がニヤけて来た。
「そんなトコより俺のギター聞け」って
本人には怒られそうだけど。
小島くんのギターがイイのはもう当たり前の事なんで、
わざわざ言う事もねーだろ。

久々聞いた『ホーケイの唄』。
この曲聞くたび何度でも小島君にまた会えるのだ。

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2005年01月12日

ラストLIVE

正直ずっと書こうかどーしようか迷ってた。でも書く。
1月12日、友達のギタリスト小島君が亡くなった。肺ガン。
5日に病状が急変して入院してから、
入れ代わり立ち代わりいろんな人がお見舞いに駆け付けた。

俺はまだ意識があるうちに面会出来たんだけど、
面会さえ出来ない人もいっぱいいて、
それでもみんな何か帰りがたく、
ずーっと病室のそばで座り込んだりしてたのだ。
何が出来るってワケでもないのに。

お通夜にも、凄ぇいっぱい人が集まった。
自分の病気を知りながら、
それでも最後までLIVEやり続けてた小島君。

棺桶ん中で目ぇ閉じてる顔が、
病室にいる時よりずっとイイ顔してて、
何か死んでるって感じ全然しねーんだ。
霊柩車に乗せられて行く時も、
手を合わせなきゃいけないんだけど、
「何か友達に手ぇ合わすってのもなあ」って感じで手ぇ振った。
「小島君バイバイ」
まだLIVEの続きやってるみたいだ。

そうだ。LIVEだ。
みんな小島君のLIVEを見に来てるんだ。
客席には久々会った人達の顔。
こんなにたくさんの人達を集めるなんて、
やっぱ凄ぇミュージシャンだぜ。

俺もいつか最期のLIVEをやる。
それは間違いない事。
そん時、みんなが楽しんで帰ってくれますように。
小島君にもらったモノを、次の人にまた渡せるように。

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2005年01月01日

新年

あけましておめでとうございます。
なんともありふれた当たり前の挨拶でございます。
ちょっと照れくさいほどに。

昔は「明けたからって何が目出てぇってやんでぃ」
などと正月の朝日にケンカ売ったりもしておりましたが、
当たり前ってぇ事の大切さにようやく気付いて参りました。

第一次反抗期終了ってヤツですな。

メシを喰ったら「ごちそうさま」
親切にされたら「ありがとう」
無礼なヤツにはアンパンチ。

今年は当たり前を大事にしていきます。
当たり前にイイ曲書いて、当たり前にイイLIVE。

年末の5大LIVE、1コづつテーマ決めてやってみたら、
凄ぇ色んな事が見えて参りました。
金谷ヒデユキ&邪道アコースティックファクトリー、
当たり前に突っ走りまする。

1/16(日)原宿ルイード初詣LIVE、急きょ決定。

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