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2005年01月12日

ラストLIVE

正直ずっと書こうかどーしようか迷ってた。でも書く。
1月12日、友達のギタリスト小島君が亡くなった。肺ガン。
5日に病状が急変して入院してから、
入れ代わり立ち代わりいろんな人がお見舞いに駆け付けた。

俺はまだ意識があるうちに面会出来たんだけど、
面会さえ出来ない人もいっぱいいて、
それでもみんな何か帰りがたく、
ずーっと病室のそばで座り込んだりしてたのだ。
何が出来るってワケでもないのに。

お通夜にも、凄ぇいっぱい人が集まった。
自分の病気を知りながら、
それでも最後までLIVEやり続けてた小島君。

棺桶ん中で目ぇ閉じてる顔が、
病室にいる時よりずっとイイ顔してて、
何か死んでるって感じ全然しねーんだ。
霊柩車に乗せられて行く時も、
手を合わせなきゃいけないんだけど、
「何か友達に手ぇ合わすってのもなあ」って感じで手ぇ振った。
「小島君バイバイ」
まだLIVEの続きやってるみたいだ。

そうだ。LIVEだ。
みんな小島君のLIVEを見に来てるんだ。
客席には久々会った人達の顔。
こんなにたくさんの人達を集めるなんて、
やっぱ凄ぇミュージシャンだぜ。

俺もいつか最期のLIVEをやる。
それは間違いない事。
そん時、みんなが楽しんで帰ってくれますように。
小島君にもらったモノを、次の人にまた渡せるように。

著:Kanaya Hideyuki

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