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2006年11月30日

時代

ビリージョエルのコンサートに行って来た。
昔、同じ時代を一緒に戦った仲間達と一緒に。

待ち合わせ場所が分かんなくて、ウロウロしてたら
『森の木狩り達』のダニーと偶然出逢う。
今、同じ時代を一緒に戦ってる仲間だ。

俺の中の2つの時代を結びつける男ビリージョエル、恐るべし。

周り見渡しゃ、いろんな年代、老若男女。
「え?ホントに音楽に興味あんの?」ってなオッサンまで、
わさわさ集まってる。

普段LIVEなんて縁のない人達まで、
引付けるパワーって何なんだろ?

「金谷さんと対バンやれるなら、俺らいつでもスケジュール空けますよ」
嬉しい事言ってくれるダニーと別れ、昔の仲間たちと会場へ。

ビリージョエル登場。

うわっ、何だ、このオッサンは!
いくつだよ、あんた!

唄が、ピアノが、ビシビシ響く。
全身から発せられるパワーに圧倒された。

英語の歌詞なんて意味分かんねーのに鳥肌。

そうだ!オネスティだ!
俺はエンターテイナーなんだ!

ビッグショットだ、この野郎!

意味分かんねーけど、納得。

とてつもないエネルギー貰った。

こないだ出演した『唄の市』でも思ったけど、
音楽の先輩たちが枯れる事なく暴れ続けてるってのは、
俺たちに物凄い勇気をくれる。

年とっても元気。年とったからこそ元気。

エネルギーを最大に放出する事によって、
さらなるエネルギーを吸収。

年とったから枯れなきゃいけないって誰が決めたんでいっ!

帰っても興奮覚めやらず、曲作り。

今、共に戦う男の書いた歌詞に曲を付ける。

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2006年11月29日

戦え!俺!ゆるやかに

インターネットラジオ『音泉』でやってる番組、
『飯塚雅弓の月刊ラジオグランプリ』にゲスト出演。
山口勝平さんと2人で、ディナーショーの宣伝に行って参りました。

セッションしたり、ラジオドラマやったり、声優グランプリの取材受けたり。
直前に原稿渡されて、ぶっつけ本番のラジオドラマ。
こっ恥ずかしかったけど、新鮮で結構オモロかった。

しかし俺の人生に『声優グランプリ』に出るなんて日が来るとは!
10年前には考えもしなかったよ。予想外。
前日にも考えてなかったが。

『ミュージカル』、『アフレコ』、『ディナーショー』。
予想もしない出来事が、次々とやって来る。
生きてりゃこそだ。
逃げる事なく、かわす事なく、正しく立ち向かえば道は開くのじゃ。

ラジオ終わって、12/25、クリスマスディナーショー用の曲作り。
黒田崇矢作の歌詞に俺がメロディを付けるのじゃ。

何度も何度も書き直して、テーマ変えて、また書いて。
ノート一枚半使って書いたっていう渾身の歌詞。
こっちも気合い入れにゃ!

今まで何度か他の人が書いた歌詞に曲つけた事はあるのだが、
だいたい読んでるうちに自然にメロディが流れて来た。
けど、今回全然聞こえて来ない。
メロディじゃなく、セリフが聞こえて来る。

黒田崇矢の声がそのままセリフとして。

「ハンパな曲ならそのまま語った方がマシだ!」
「メロディ?そんな邪魔なモンいらねーぜ!」
って言われてるかのよう。

こりゃ、ある意味黒田さんとの勝負だな。
まだまだセリフに曲が負けてるぜ。

なんて思ってたら、黒田崇矢をテーマにした別の曲が出来た。
これもデイナーショーで唄っちゃおうかな。

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2006年11月18日

芸人

インターネットラジオ『勝平・金谷のディナーショー』収録。

こりゃまた昔の仲間、〆さばヒカル追悼興行に、
元キリングセンス・シャブさんの新コンビ『2世代ターボ』も
出演するってんで見に行きたかったのだが断念。
こっちも追悼だ。陽気に追悼じゃ!

収録終わって、シャブさんと電話。
追悼興行、キャイ〜ンやらブッチャーさんやら飛び入りで、
大いに盛り上がったらしい。

つくづく芸人ってあったけーなー。

コンビ解散したり、裏方回ったり、
俺も人の事言えねーけど他の世界に行ったり、
今、どーゆー状況であろうと、芸人はやっぱり芸人だ。
命続く限り。いや、例えいなくなったとしても。

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2006年11月13日

・・・

深夜、BOOMER・伊勢から電話。
「おー、どーした?」
「・・・、いい話じゃないんだけど・・・、渚が死んだって・・・」

は?何それ?

意味わかんねーよ。

説明しろ!詳しく!

ダメだ。詳しく聞いても、なーんも訳わからん。理解出来ん。

現実感ないまま、荏原警察へ。

芸人さんがいっぱい集まってる。

棺の中の顔見ても、まだ信じられん。

おい、何寝てんだよ!M-1勝ち抜いてるらしいじゃん!
鼻エンジン、まだ俺見た事ねーんだよ!

棺を見送り、みんなと別れ、だんだん渚の姿がよみがえって来た。

もー、会えねーのか。

夜、伊勢に会いに六本木へ。
プリンプリンの2人もいた。

「どーゆー事だよ!せっかくこれからっちゅー時に!」
伊勢にグチこぼす。

ショータイム、7人しかいない客の前で、
きっちり笑いをとっていく男達。

プリン田中の下ネタ弾けまくる。
わははは。『寝ずの番』じゃ、『寝ずの番』じゃ。
芸人を送るにゃ、しめっぽいのは似合わん。

ありがとう。

あっ、もう終電ねーじゃん。俺。
そのまま店のソファーで酔いつぶれて眠る。
あの頃のごとく。

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2006年11月11日

結婚JAF

結婚式にて熱唱。
披露宴会場にてLIVE。

新郎新婦を祝う気持ちは人一倍なれど、
なんともやりにくいシチュエーション。

本日の主役、新婦が唄った後にJAF演奏ってどーゆー事よ!

メインディッシュのステーキ喰った後にさらに牛丼出すようなもんじゃねーか!
順番考えろ!やりにくいわ!

しかも、新郎のリクエストにより『夏草』。
結婚式にふさわしくねぇー。

されど熱唱。

大拍手。

後で聞いたら、各方面で好評だったらしい。

2人の門出に花を添えられて良かった。
今後も末永くよろしく頼むぜ!新郎新婦!

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2006年11月10日

with 野島健太郎

高円寺Show Boat『with 野島健太郎』。
ミュージシャン・野島健太郎の関わる音楽大集合イベント。
ウチら『フタマタJAF』として参加。

シーナ&ザ・ロケッツ、A.R.B、仲野茂バンド、・・・、
野島健太郎が歩む長い音楽人生の中に、
我が『邪道アコースティックファクトリー』が並んでるってのが痛快ではないか!

仲野茂さんのボーカル、やっぱ凄かった。
爆音の中、歌詞が聞こえなくなったりするのに、
ちゃんとこっちに届く。響いてくる。

「シゲルの歌を金谷に見せたかった」
おお、ありがてーぜ!野島先輩!

打ち上げで、演劇関係の人に「お芝居やりませんか?」って誘われたり、
『四十雀』のQちゃんに「今度ベース必要な時呼んで下さい」って言われたり。

「コイツと一緒に何かやりたい!」って思ってもらえるってのは、
至上の喜びなり。

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2006年11月08日

高円寺リハ

11月10日高円寺Show BoatのLIVEリハ。
『本妻JAF』えのっちと『浮気JAF』野島健太郎との3人編成『フタマタJAF』。

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前回、本厚木SAVOYで「2人の時は2人JAF、俺ひとりの時は1人JAF。
例えば俺がいなくってもJAFは存在するのだ!」って冗談で言ったんだけど、
そういう考え方って意外に楽しいなって気付いた。

4人JAF、5人JAF。友達JAF、お客さんJAF。

『邪道アコースティックファクトリー』ってバンド名でもあるし、
場所でもあるし、共有する時間でもあるし、関係性でもある。

「なんか小腹すいたから、JAFってみる?」
「あ、あの、僕と、正式にJAFして下さいっ!」
「あれっ、今ちょっとJAFった?」

そんな感じになってくと面白れーなー。

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2006年11月07日

カラオケスタジオ『ドラゴンカフェ』

『勝平・金谷のディナーショー』収録。
今回のテーマは『カラオケの〆で唄う曲』。

盛り上がる曲だったり、しっとりした曲だったり、
一緒に行く相手によって曲を変えたり、
みんなそれぞれこだわりもって曲を選んでるみたいで、
リクエストも多種多彩。

カラオケにはあんま行った事ない2人だけど、
俺たちにとってはこのスタジオがカラオケボックスだ!

唄い放題!ビール飲み放題!

番組中にプチイベント企画も発表されたので次回更新をお楽しみに。


今回ディレクター『たけぽん』が、とある曲を
もの凄くやって欲しかったみたいで、
その曲をリハーサル中やたら流したり、
歌詞を用意したりしてたのに、
勝平さんの「その曲知らな〜い」一言であっさりボツになったのが可笑しかった。

ゴメン、たけぽん。
なんなら今度、俺と唄おう。

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2006年11月06日

演・縁・円

本日『黒田塾』。
男気声優・黒田崇矢による演技レッスン。
勝手に俺が『黒田塾』って呼んでたのが、だんだん定着してきたよ。

最近のLIVEの充実っぷりは、ここで学んだ事の影響がデカい。
演技ってウソつく事じゃなくって、感情の流れをそのまま表す事。

考えてみりゃ『演技』も『演奏』も、どっちも『演』だ。
演じてるワケですよ。音楽を。本気で!

今を表す事が『表現』だ。

どんどん考え方がシンプルになってる。俺。

『技術を磨く』ってぇ事は、なんかコート着るように外側から身に付けるんじゃなく、
元々自分の内側にあるものから、余計な部分を削って行く事なんじゃねーか?

まだまだ色んなものが邪魔してる。

「うわー、これが引っかかってるから上手く動かねーんだよ。
何だこりゃ?あー、おととい喰ったイカ刺しの残りだ。
げっ、1年前のケーキ!ありゃ、これ何だ?賞味期限1999年ー?
20世紀だよ!」

冷蔵庫掃除の如し。

大事なのは『感じる』事と『伝える』事。
音楽も芝居もダンスも日常会話も、全部一緒だ。

レッスン後、黒田さんと『クリスマスディナーショー』打合せ。
企画コーナー、面白くなりそうだ。

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ガラに似合わず花を愛でる男を激写。
『黒田・大塚の knock out voice』webラジオ音泉にて大好評中!

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2006年11月04日

すべてがLIVE

約半年ぶり本厚木SAVOY。
前回の秋葉デビューあたりから、LIVEやる時の感覚が変わって来た。
緊張感はあるんだけど、なーんか力抜けて無理なく自然に演奏出来てる。
今回は久々えのっちとの2人JAF。
3人の時よりイイもん見せねーと、やる意味ない。
「打倒3人JAFだ!」ってなくらい気合い入りまくりだったのだが、
いつもより遥かに肩の力抜けてた。

当然のごとく、3人の時よりイイLIVE。

M-1 3年たって(仮)
M-2 素晴らしいカーテン
M-3 KISSしたいBERO入れたい
M-4 モチ肌のサメ
M-5 カッコイイ俺
M-6 気高き枝に

帰り際、ずーっとカウンターで飲んでたお客さんが、
「あのー、最後の曲凄ぇ刺さって来ました。
今まで上手くいかないとグチこぼしたりしてたんスけど・・・、
なんか・・・、人生観変わりました」

これだけは言わなきゃ、って気持ちが伝わって来て、
あー、LIVEやってて良かったなぁー。

気持ち凄ぇ伝わって来ましたよ。
どーもありがとう。

気持ちを伝える事、それこそがLIVEだ。
ステージ上に限った事じゃなく、どんな場所でも。

俺もちゃんと伝えとこう。
「長谷川直樹ー、最後の曲良かったぜー。
ギターの音にもちゃんと感情が乗っかってたよ」

また、いくつかLIVEのお誘い受けたんで、
神奈川方面の皆様、お会いしましょうぞ。

さて、次は高円寺Show Boat。
えのっち、野島健太郎とのフタマタJAF。

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2006年11月03日

満1才の誕生日

ドラゴンカフェスタジオにて1人リハ。
このスタジオが出来てから、今日でちょうど1周年らしい。
えええー?1年?
まだ1年しか経ってないのか?

このスタジオで、JAFのお披露目LIVEやって、
勝平さんとイベントやって、『デイナーショー』のラジオ収録が始まって、
アーバンフォレストとの音楽と芝居のジョイントLIVE。
黒田塾で演技のレッスン受けて、ミュージカル『with you』の
オーディション受けて、一ヵ月半稽古して、曲作って。

なーんかすべての出来事が、このスタジオから生まれてる。

時にはみんなで集まって熱く語り合ったり、
ぶつかったり、酒飲んだり、タコ焼き喰ったり、踊ったり。

このスタジオに関わったすべての人たちを代表して、
1才の誕生日を祝う。

俺が唄い出したら、スタジオも一緒になって唄ってるよ。


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