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2007年07月26日

僕は木こりを信じるよ

待望の対バンタイマンLIVE『祝いの組手』。
『森の木狩り達』と『金谷ヒデユキ&邪道アコースティックファクトリー』
出会って以来お互いの節目節目で幾度となく共演し、
刺激を与え合って来た同志。

年齢はこっちが上だけど、バンド歴、音楽歴はヤツらが上だ。
つーか、認め合う者同志に年齢なんて関係ねー。
年下だろうが素晴らしいモンは素晴らしい。
年上だろーが、駄目なモンは駄目だ。

ハギンズビーの店長直々に、
「是非2組の対戦が見たい!」と懇願され続けの初大和。
『森の木狩り達』から『もりきこ』に改名し、
全国CD発売スタート直前のマッチメイク。

これで燃えなきゃ男がすたる。

ガチンコバトルっちゅー事で、じゃんけんで先攻後攻を決める。
正直、もりきこ全国発売を祝し、先攻で行くつもりだったのに、
じゃんけん勝っちゃったよ。

客席でもりきこの攻撃を受ける。
確かな技術を持ちながら暴れ回ってた頃のヤツらをずーっと見て来たんで、
「最近、丸くなったんじゃねーの」なんてー事を思ってたのだが、
そーじゃねーや、暴れ回る熱い魂を繊細な音に乗せて運んでるんだ。
与える印象は違っても、音楽に対する真摯な態度は一緒なんだ。

ヤツらがカバーしてくれた『メビウスの輪』聞きながら、
ジワワワジワワワ何かが込み上げて来て、泣きそうになった。
うわ!何てイイ曲だ!
誰が作ったとか関係なく、聞いててこんな染みる曲ねえな。

ま、俺が作ったんだけど!

片や我らJAFは『君は魔法を信じるかい?』をカバー。
演奏後、「あれはカバーじゃなく、もうオリジナルっすよ」
と言われてしまったが、曲の持ってる一番大事なトコは
しっかりカバーしたつもり。

メロディはおろか歌詞まで変えちゃったんで、
オリジナルと呼ばれてもしゃーねーか。
でもカバーだ!誰がなんと言おうとカバーなのだ!

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『君は魔法を信じるかい?〜JAFバージョン〜』

君は魔法を信じるかい? 僕は魔法を信じているよ
ゴミ溜めと毒ガスの町を朝日が奇麗なジオラマに変えるよな
君は魔法を信じるかい?

歴史が生んだ人と人の隙間に架かる架け橋のような魔法はないかい?

(ここまではアレンジのみ、こっからメロディ変わる)

君は魔法を信じるかい? 僕は魔法を信じるよ
君は魔法を信じるかい? 僕は魔法を信じるよ

(さらに歌詞も変わる)
君も僕も彼も彼女も世界中の人たちがすべて
魔法を信じるとしたならそれはもう魔法とは呼べないだろう
君も僕も彼も彼女も世界中の人たちがすべて
魔法を信じるとしたならそれはもう魔法ではなく『現実』

君は魔法を信じるかい?君は魔法を信じるかい?

現実と言う名の魔法 魔法と言う名の現実
現実と言う名の魔法 魔法と言う名の現実
君にとっての現実が僕には魔法のように思えるし
僕にとっての現実が君には魔法のように見えるかも
君にとっての現実が僕には魔法のように思えるし
僕にとっての現実が君には魔法のように見えるかも
『現実』と言う名の『魔法』 『魔法』と言う名の『現実』
『現実』と言う名の『魔法』 『もりきこ』と言う名の『木こり』

君は『木こり』を信じるかい?君は『木こり』を信じるかい?

現実と言う名の魔法 魔法と言う名の現実
現実と言う名の魔法 もりきこと言う名の木こり
例え呼び方が違ってもそこに存在するものは同じ
例えば名前が変わってもそこに存在するものは同じ
例え呼び方が違ってもそこに存在するものは同じ
例えば名前が変わってもそこに存在するものは同じ
現実と魔法は同じ 魔法と現実は同じ
木こりともりきこは同じ もりきこと木こりは同じ?
木こりともりきこは同じ?もりきこと木こりは同じ?
もりきこり木こりもりきこり木こりもりきこり木こりもりきこり木こり
もりきこり木こりもりきこり木こりもりきこり木こりもりきこ

君は魔法を信じるかい?君は木こりを信じるかい?
君は魔法を信じるかい?僕は木こりしーーーーーーーんじる?信じない?信じる?
信じない?信じる?信じない?………
しーーーーーーーーーんじるよ

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しまいにゃギターの弦切っちゃって、ダニーのギターを借りて、
敵に塩を贈られる形で演奏したのだが、
なんかホントすべての事が上手く繋がって行くような気さえした。

LIVE後、ジュニーには「会うたびに、どんどん感覚がとんがって来てる」と言われ、
ダニーには「譜面に書き起こして思ったんスけど、
金谷さんの曲って譜面に書けない部分が大事なポイントなんだなって気付きました」
と言われた。
ヤツらちゃんとメロディまで譜面に起こしてくれたんだぜ。俺にそれくれ!

俺も今回、何唄うか選曲してたら、
自然とヤツらに聞かせたい曲を選んでる事に気付いた。

こっちも暴れるだけじゃねーぜ!

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M-1 夏草
M-2 KISSしたいBERO入れたい
M-3 大人って(仮)
M-4 三年たって(仮)
M-5 君は魔法を信じるかい?(もりきこカバー)
M-6 バカライダー
M-7 カッコイイ俺

もりきこ&JAF

M-1 メキシカンスカイ
M-2 そして僕は歯を磨いている
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ご来場の皆々様、どうもありがとう。
そして将来、我らのバトルを目撃した事を自慢出来る日が必ずや訪れる事でしょう。

ビリー・ザ・ブートキャンプをみんなに勧め、
今日の流行を作り出した俺が言うんだから間違いない。

ビリーの次は『もりきこ』だ。

9月に『もりきこ』が名古屋でLIVEやるので、
名古屋の皆さん、目に耳に焼きつけちゃって下さい。

引き続き『もりきこ』を全面的に応援します!

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2007年07月17日

今度の水曜日

黒田崇矢作詞、金谷ヒデユキ作曲の『今度の水曜日』ボーカル録り。
黒田ボーカルにコーラスを重ねてみたのだが、コーラスって難し。
どーやったらボーカルがカッコよく聞こえるかだけを考えて唄ってみたのだが、
なーんかしっくりこない。

音質を合わせようとしたり、音量を合わせようとしたり。
2つの声が上手く重なるように。

ふだん唄う時とは違うアプローチしてみたのだが、
やっぱ違う。

考え方変えた。
音を合わせるんじゃなく、感情を合わせる。
唄ってる時の黒田崇矢の感情、詞を書いてる時の感情、
感情を合わせてコーラス。

おおー、これだ!
感情のハモりだ。

『今度の水曜日』
8/17、K.O.V公開イベントにて発売。


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2007年07月15日

ゴールデンエッグ初見参

071501.jpg

今回、初のゴールデンエッグ。
今まではイベントに誘われたり、呼ばれたりの、
言わば『ナンパ待ち』状態だったのだが、今回初めて
こっちから共演者にお声をかけさせて頂いた。

勇気を出して初めての告白。
快くOKしていただいたkarutaさんに感謝。

『JAF』 VS 『karuta』、せっかくの1対1のお付き合いって事で、
お互いがただ演奏するんじゃなく、
全体通して1つのLIVEってのを考えてみた。

演劇の舞台なら、登場人物は出たり入ったり、
1人の場面もあれば、2人、3人、大群衆が舞台上にってな事もある。
うまーい具合にJAF色、karuta色が混じり合うとイイなあ。

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karuta作の紙芝居『しあわせだいじん』のバックでJAF演奏したり、
karuta専属黒子さんに雨の音で参加してもらって『アメムチ』唄ったり。
JAFメンバー、小澤修、えのっちとの出会いから、
邪道アコースティックファクトリーの結成を『マホロバケイション』に
乗せて振り返ったり。

最後には、ゴールデンエッグ店長さんのSAXとも
『STAND FOR ME』でセッション。

071504.jpg

なーんか、この先のJAFってのが見えて来ましたよ。
素敵なミュージシャンたちをお招きし、JAFが花を添える。

そんなイベントやって行きてぇなあ、なんて事を思ってたら、
ゴールデンエッグの店長さんから、
「次はいつやりますか?いつ?いつ?いつやるんだコノヤロー」と
激しく御依頼を受け、次回9/30に決定。

さあ、誰をお招きしよ。

ご来場のみなさま、ありがとうございました。
次回もお楽しみに。

あ、今回初ゴールデンエッグ、初2マンLIVE、って事で、
初タンクトップ姿を御披露しようと思ってたのに、
上脱ぐの忘れちゃったよ。

ええい、次回『もりきこ』とのLIVEで初披露じゃ!

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2007年07月11日

いわゆるマホロバケイションさ

JAFリハ。
最近、音楽以外のトコでもいろいろやってるんで、
JAFメンバーに会うとなんかホッとする。
我が家に帰って来たようだ。

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今回の新宿LIVEは、JAFの歴史を盛り込んだり、
最近やってなかった曲を久々やったり、
karuta世界と融合したりするぞ!

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2007年07月07日

ささのはさらさらジャポニズム

『金谷ヒデユキ&JAF・2大スペシャルマッチ』で対戦する
『もりきこ』と『karuta』さんがLIVEやってるってんで、新宿マーブルへ。

『ささのはさらさらジャポニズム@マァブル亭』
スペシャルゲストとして唄って参りました。

7/26(木)大和ハギンズビーで対戦する『もりきこ』

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前回あった時、2人にブートキャンプの素晴らしさを語ったのだが、
ついに『じゅにぃ』が入隊したらしい。
イイもんは人にすすめたくなるのが人情ってもんだ。
今のビリー人気は、俺の広報活動のたまものと言っても過言ではないだろう。

自分が体験して感動したものを、ただただ伝えていけばイイ。
ビリーの次は『もりきこ』をオススメするぜ!

そして7/15(日)に対戦する『karuta』さん。

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ジャポニズム提唱者。
JAFとはまったく異なる表現形態ながら、なーんか同じもん感じますよ。
こーゆー事言ったら失礼かも知れませぬが、『男気』そして『強さ』。

異なる世界が融合するのか、反発し合うのか?
楽しみ也。

通い馴れた新宿マーブルの客席に座り、
『儚さ』と『強さ』をあわせ持つ出演者たちの曲を聞いてたら、
やっぱ音楽ってイイなーと改めて当たり前の事感じましたよ。

HIRUGI.coさんや井口弘子さんにも「一緒にやりたい」って言われたんで、
じゃんじゃんイイ音楽を広めて行こう。ビリーに続け!

それにしても今回、久々のひとりJAF、1曲のみの演奏だったんで、
身の引き締まる思い。こーゆーのもイイな。

「腹筋も気持ちも引き締めろ!スクィーズ!」


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2007年07月06日

チーモ

吹き替えの現場へ。

吹き替えの仕事って音楽で例えるとセッションに近いのかな?
1回テストして、すぐ本番。
みんなの呼吸を感じつつ、瞬間瞬間で演奏してく感じ。

おっ、こう来たか!ならばこーだ!
ある意味現実世界もセッションみたいなもんだ。

レギュラーになると、それぞれのミュージシャンの個性も分かって来て、
だんだんバンドっぽくなる。

共演者たちのリズムを感じながら、サポートに回ったり、ソロ弾いたり。
こりゃまた現実と同じだ。

バンドメンバーに会うのが楽しみになってる自分に気付く。

ふだんのLIVEに比べるとメンバー多いよ。
アニメなら、さらに原作から作画からなんやらかんやら含めビッグバンド。
壮大なるセッションだ!

よりよきLIVEを、作品を作るため、
共演のみなさんとチーモ!

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『チーモ』ってのはイヌイットのあいさつらしい。
現場で流行中!

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