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2005年04月03日
魚キング
晴れて6才、4月。新入生。
同い年の子供達は何やら虫のカードに夢中なのだが、
どーもみんなみたいにカードを集める気にはなれん。
なんであんなモンが2千円も3千円もするのか理解不能じゃ。
やっぱ俺は虫より魚だ。ウオキングだ。
珍しいカードを集めるがごとく、魚屋を徘徊。
本日、珍なる魚発見。
「うわっ、これなんちゅー魚ですか?」
「これかい?こりゃ『ホウボウ』ってんだ」
「どーやって喰うんすかねー?」
「刺身でもイイし、鍋に入れても美味いよ」
「下さい下さい買います買います」
『ホウボウ』ゲット。

「さあて、喰うぞ喰うぞ。俺にはこの本、『魚の捌き方』っちゅう
強ええ味方が付いとるんじゃ」
ありゃ?『ホウボウの捌き方』載ってねーよ。
本に載ってないほど珍し魚なのか?
けど『メゴチ』って魚に似てるな。
これ参考にして、と。
まずウロコ落として。
うわー、小っちぇー。ウロコ小っちぇー。
皮厚いな、こりゃ。
えいっえいっ、プスススス。
よしっ頭取れた。
まずは腹身をサクサクサク。
ひっくり返して背中をスササササ。ピッ。
スッスッスッスッ。
おおおお。刺身が取れた。
ワサビ醤油でペロッ。
うーん。鯛みてーだ。
見た目はちょいとイカついけど、中身は上品。
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長い付き合いになりそうだぜ。『ホウボウ』。
クラスのみんなに自慢しよう。
著:Kanaya Hideyuki
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